遊戯王マスターデュエルで、期間限定で2014年のときのリミットレギュレーションでデュエル出来るミニイベントが開催中だ。
2014年6月21日までなので、「M・HERO
ダーク・ロウ」が登場した、- HERO’s
STRIKE
-のストラクまでに登場していたカードが使えることになる。
その時の環境トップはというと……。
“シャドール”だ!!
6/21時点ではメインデッキの”シャドール”は闇属性のみだし、エクストラデッキの”シャドール”も、光属性の「エルシャドール・ネフィリム」と闇属性の「エルシャドール・ミドラーシュ」の2体だけ。
「神の写し身との接触」も「影依の偽典」も無いので、相手ターンにミドラーシュを立てるのも難しい状態。
しかし、融合召喚を行うと手札が増える驚異のリソース回収能力により、「融合召喚はディスアド」と思われていた常識を覆してあっという間に環境トップに立ったのだ!!
(なお、「神の写し身との接触」が登場したのは7月で、そのときが”シャドール”の全盛期だったと思う。その後はネフィリム、ミドラーシュが規制されてどんどん弱くなって行っちゃったので……。)
ぼくは2014年時、OCGプレイヤーとして”シャドール”(や”ウェルズ”)を使っていて、”シャドール”の規制と共にOCGを引退したという経歴を持っているので、この時代でデュエル出来るのは感慨深い。
レンタルデッキには”シャドール”は無いが、せっかくだし自分で組んだ”シャドール”デッキで挑むぜ!!
……当時どんなデッキ組んでたんだっけ……?
一番記憶に残っているのは「神の写し身との接触」が登場済みのときで、所謂白黒ギミックで展開しつつ、「エクリプス・ワイバーン」で「ダークアームド・ドラゴン」をサーチして一気に勝負を決める型を使っていたときだ。「神の写し身との接触」があるお陰で、「融合」を採用する必要が無くなり、安定力、持続力、爆発力が大幅に向上した覚えがあるが……。
(あと、タッグフォースSPも「神の写し身との接触」が登場済みのカードプールだった覚えがある。)
「神の写し身との接触」無いときどうしてたんだっけ……?
(“青眼“ギミックで光属性を供給しながらネフィリムを融合召喚しまくっていたような気もするが……どうやって「融合」を手札に引き込んでいたんだろう?)
……よくわかんないから中途半端な”白黒シャドール”で行くか!!
というわけで、こんな感じのデッキに。
この当時「マスマティシャン」も結構強いカードではあるが、「エルシャドール・シェキナーガ」が未登場なので、全盛期ほど相性が良くない気がする……。一応、1枚で「ブラックローズ・ドラゴン」が出せるカードではあるが……。
「クリバンデット」は「影依融合」を引き込みつつ墓地肥しを行えるカードで、上手く決まるとかなりの爆発力があって好きなカードだった。せっかくだし3積み。
「融合」を採用した方が良いと思いつつも、サーチや回収手段が分からなかったので未採用。それよりも、当時から対処に困っていた、「M・HERO
ダーク・ロウ」対策として「超融合」を入れた方が良い気がしたのでそちらを3積み。
「エクリプス・ワイバーン」は入れたかったが、禁止カードかつURカードなので、流石に自重した。エラッタ無しでは帰ってこれない性能してるからね……。
「ADチェンジャー」は……当時は絶対使って無かったが、デッキ組んだ後で、光属性が少なすぎる気がしたので適当に突っ込んだ。
「究極時械神セフィロン」は、当時は強力だった4000打点+墓地のネフィリム蘇生、と出せば勝利につながる強力なカードだった。最悪の場合でも融合素材にしてしまえるので、事故札になりにくいのもポイント。
「強制脱出装置」は当時高く評価されていた罠カード。「エルシャドール・ミドラーシュ」が効果破壊耐性を持っていたり、”エルシャドール”が墓地へ送られると、「影依融合」を回収されてしまうため、その対策カードだったりする。3つのレンタルデッキすべてに3積みされていたので、当時の環境の再現度が高いなぁと感心した。
というわけで、思い思いにカードを突っ込んでいったらデッキ枚数が49枚に……当時はちゃんと40枚にしていた気がするけど……?
ちなみに3回のデュエルは一瞬だった。当時の環境でシャドールを使えば適当なデッキ構成でもかなり強いよね、っていう……。今とは常識も違うしね。(安易にEXデッキのモンスター出すと「影依融合」で大量のアドバンテージを稼がれて死ぬので、メタ効果持ち以外はエクストラデッキのモンスターを出さない方が良い、という常識があった。)
結構面白かった。完。
おまけ。
実は当時無制限カード(現在禁止カード)だった「ソウル・チャージ」はSRなので、生成しやすいぞ!
(現在禁止の)ショックルーラーがURだけどね!ショックルーラー3体並べて完全勝利を狙うことも出来るぞ!!
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