[遊戯王マスターデュエル]デュエルトライアングル完走！初めてのセンチュリオン！

遊戯王マスターデュエルで開催中のイベント、「デュエルトライアングルー融合/シンクロ/リンク」。

以前も同様のイベントは開催されていて、そのときは「融合/シンクロ/エクシーズ」だった。負けたエクシーズ陣営がハブられてしまったのだろう……。

でもって今回開催されるにあたり、どんな環境になるか？を考えたが、どう考えても後攻ワンキルデッキとして名高い”天盃龍
てんぱいりゅう“が大量発生する。

”天盃龍
てんぱいりゅう”は今のマスターデュエルの環境トップデッキで、しかも今月登場したばかりなので、使えるなら使わない理由はほぼ無いデッキだ。

後攻ワンキルを主軸にしたテーマなので、遊戯王では珍しい自ら後攻を選択する。

人によってデッキ構成は異なり、大量の手札誘発で相手の先攻展開を妨害しまくってから貧弱な盤面をワンキルするタイプや、「禁
きんじられた一滴
ひとしずく」や「ライトニング・ストーム」「レッドリブート」などの捲り札を多めに積んでワンキルするタイプなどが居るため、どんなデッキを使っていても、相手の手札次第ではワンキルされるのは避けられない。

残念ながらぼくの場合は、悲しくなるほど”天盃龍
てんぱいりゅう”のURウルトラレアカードに見放されてしまってデッキが組めなかったので使えない。(自分から後攻を選ぶようなプレイングはしたくはないので使わなかった、という理由もあるが)

かといってランクマでも度々遭遇してシラけるような後攻ワンキルしてくる相手とはあたりたくない……。

となると、同陣営同士はマッチングしにくいイベント仕様を利用して、自らもシンクロ陣営を選ぶしかない……！！

その結果。

半分以上シンクロ陣営じゃねぇか！！

完。

では寂しいので、使ったデッキの紹介だけ。

使ったのは”センチュリオン”。組みたかったのにURウルトラレアがあまり出なかったので泣く泣く組むのをあきらめていたデッキだ。”天盃龍
てんぱいりゅう”を組まなかった分のURウルトラレアカードを生成して作っておいた。新規が追加されて強化が確定している&そろそろ登場する”白しろき森もり“あたりとの相性の良さ的に、生成しても損は無いな、という判断。

今回初めて使ったのでかなり手探り状態。とはいえ、ランクマッチやデュエリストカップ等で何度も相手してきたデッキなので簡単な動かし方は知っている。

“センチュリオン”を相手していた時から思っていたのが、マスターデュエルでは唯一のチューナーである、「重騎士
センチュリオンプリメラ」を潰されたときに脆すぎること、そして”センチュリオン”のウリである相手ターンシンクロが「スタンドアップ・センチュリオン！」1枚のたった1回しかできない所はあんまり強くないな～だった。

なので、せっかく組むならそれは克服したい！

そう思って採用したカードが「緊急きんきゅうテレポート」「ホップ・イヤー飛行隊ひこうたい」だ。

「緊急きんきゅうテレポート」はデッキからサイキック族モンスターを特殊召喚するカード。チューナーを持ってこれるのでレベル2の「ＰＳＹ
サイフレームギア・γ
ガンマ」やレベル3の「幽鬼ゆきうさぎ」といった、手札誘発として使っても強いカードをチューナー目当てで特殊召喚できる。

レベル3の「幽鬼ゆきうさぎ」は偶数レベルシンクロする”センチュリオン”とは相性が良くない……と思ったが、これは「シューティング・ライザー・ドラゴン」の存在によって解決！

「シューティング・ライザー・ドラゴン」の①の効果は、墓地で効果を発揮するモンスターのために使われることが多いが、このデッキでは完全にレベル調整として使っている。「エフェクト・ヴェーラー」を落とせばレベル6のチューナーに、「灰流はるうらら」「幽鬼ゆきうさぎ」を落とせばレベル4のチューナーになることができる。状況に応じてレベルを変化させられるので、センチュリオン展開を潰されても、”ビーステッド”+ライザーで「騎士皇
センチュリオンアークシーラ」を立てることが出来て滅茶苦茶便利だった。

おまけに②の効果で、相手ターンシンクロが行えるので一石二鳥！

他にも、「緊急きんきゅうテレポート」で呼び出す「幽鬼ゆきうさぎ」は、手札誘発としては珍しく、フィールドからも効果を発動できるので、相手ターンに発動して妨害として使うことも出来る。

特に”センチュリオン”ミラーで先攻を取られたときに、自分スタンバイフェイズに「幽鬼ゆきうさぎ」を特殊召喚しておくと、相手の「赤
あかき竜
りゅう」による大型シンクロモンスターの効果を封じられるので、かなり役に立つ。(相手のアークシーラの効果で永続罠とかフィールド魔法の方は破壊できないから注意だ！) まぁ「騎士皇
センチュリオンレガーティア」は出されちゃうけど、コズミック出されるよりは圧倒的にマシなので。

次に「ホップ・イヤー飛行隊ひこうたい」。こっちは”ビーステッド”を引いていることを前提としているようなカードになるが……相手ターンシンクロといえばこいつなので恐る恐る1枚だけ採用してみることに。

こっちは正直よくわからない……1回しか引かなかったので何とも言えない。その1回はちゃんと活躍してくれたので助かったけども。先攻取った相手に対して、ビーステッドとシンクロして「アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン」を経由して無敵の「フルール・ド・バロネス」を呼び出す動きはかなり無法。

というわけで、22勝6敗で終了。フェスとはいえ、8割弱の勝率があったのでそこそこいい結果だったんじゃないだろうか？

おまけ。

試せばよかったカード。