もうやだー!!って言ってデュエリストカップはやらないと言ったな?あれは嘘だ。
まぁやる気が無いのは変わらないのだが、未参加は流石にジェムとか勿体ないかなぁと思ったので参加。
といっても”天盃龍“も”ギミックパペット”も”霊獣“もデッキ持っていないので、メタをする側になるしかない……。
環境TOPの”天盃龍“は、”ギミックパペット”に先攻ワンキルされないように、大量の手札誘発を持っている型の方が多いと考えられるため、対”天盃龍“では誘発で止められても妨害を残せるデッキを握る必要がある……。
というわけで選んだのが……。
「天獄型ラビュリンス」!!
「天獄の王」による、セットされた魔法罠への破壊耐性を付与して除去されないようにして、質の高い罠で妨害しつつ、「天獄の王」やラビュリンスの姫2種の高打点で殴っていくデッキだ。脅威の罠カード31枚構成である。手札誘発は0枚だ。(先攻取るなら手札誘発よりも罠の方が強いからね)
「増殖
するG
」や「無限泡影
」、「エフェクト・ヴェーラー」などの誘発があまり効かないため、誘発で固まった相手の手札を腐らせることが強みになる。
「灰流
うらら」は例外で、「ウェルカム・ラビュリンス」「ビッグウェルカム・ラビュリンス」を狙われてしまうと致命傷になってしまうが……。(ついでにビッグウェルカムは「屋敷
わらし」にも引っかかる)
(なので、「トラップ・トリック」で「ウェルカム・ラビュリンス」を持ってきた場合も、うららを撃たれるのを警戒してカウンター罠も同時に使える次のターンまで温存するようなプレイングを心掛けていた)
「天獄の王」を引けていないときの「ライトニング・ストーム」「ハーピィの羽根帚
」「大嵐
」などの全体魔法罠除去は怖いので、それを無効化するために「神
の宣告
」「鉄騎
の雷鎚
」といったカウンター罠、そして準制限カードの「魔封
じの芳香
」を2枚突っ込んで念入りに対策する。
こういった罠カードに頼ったデッキは、先攻の勝率が著しく下がってしまうが、現環境TOPの”天盃龍“は自ら後攻を選んでくれるため、この先攻重視のデッキでも高い勝率を見込めると思って使用していた。
その結果は……。
勝率70.0%(先攻勝率80.6%、後攻勝率54.2%、コイン表率51.7%)
うーん……。後攻を捨て気味なデッキで後攻勝率5割超えてるのは素直に偉いが、1stStageってことを考えるとちょっと微妙……。
前回のデュエリストカップで”炎王スネークアイ”を使った時の勝率が83%だったことを考えるとだいぶ落ち込んでしまった。
先攻は9割以上勝てると思っていたのに、8割程度に収まってしまったのは予想外だった。
でもって重要な”天盃龍“対面の成績だが……。その勝率はたったの55.6%。低すぎる……。(当然全部先攻だ)
ガンメタ張ったつもりなのにギリギリ5割超えるくらいの結果しか残せなかった……。流石にここまでメタればもっと勝てると思っていたのに……。
原因ははっきりしていて、運が滅茶苦茶悪かったから。
こう言うと言い訳に聞こえるが、“天盃龍“側が初手で「ライトニング・ストーム」「ハーピィの羽根帚
」「大嵐
」のいずれかを持っていた割合は66.6%だった。一方、“天盃龍“対面の時に「天獄の王」「魔封
じの芳香
」のいずれかを持っていた割合はたったの22.2%だった。
どちらもフル投入して5枚なのに……どうしてこんなに差が付いたの……?
更に言えば、”天盃龍“側が魔法罠除去に5枚全部フル投入している人は少ない気がするので、かなり運が悪かったと思っている。後攻の方が手札1枚多いとはいえ。
一応、全体除去撃たれても「神
の宣告
」などのカウンター罠で無効化出来たケースは多かったが……その場合はライフコスト半分支払ったせいで”天盃龍“がシンクロ召喚するまでも無くライフが無くなって敗北している。ライストに加えてうららまで握ってるのやめてもらっていいですか?
一番良くなかったのが「鉄騎
の雷鎚
」で、優秀なカウンター罠ではあるのだが、このデッキでは多くの場合で手札を全部伏せることになるため、相手の全体除去に対して発動すると、ライフコスト半分払って結局2枚の罠を失うことになってしまう。全然割に合って無かった。(それ以外の用途だと強かったんだけど……。)
これも先攻で「天獄の王」が来てくれないのが悪いんだけどね……。
ちなみに先攻取って負けている試合は(1回を除いて)全て魔法罠の全体除去を撃たれたときだった。つまり「天獄の王」を引けていないときである……。”天盃龍“相手も全体除去が無ければちゃんと勝ってるんですね~。
(除いた1回は手札にモンスターが固まって罠が足りなかったのが敗因だった)
あと、”天盃龍“対面以外でキツかったのがコイツ。
このデッキだと倒す手段が、別の無効効果使わせるorカウンター罠で無効化させた上で「魔砲戦機
ダルマ・カルマ」で裏にして戦闘破壊or「天龍雪獄
」による除外くらいしかない。
「超魔導竜騎士
-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」は採用すると(一部の相性の良いデッキを除いて)事故率の大幅増加を招くので好きじゃないのだが……それでもコイツを使いたい人はそこそこ居て、コイツのせいでだいぶ苦しめられた。
コイツを採用したせいで事故った相手に勝てた可能性も結構あると思っているので別に良いんだが……。
あと、コイツ出されたのは全部後攻になっちゃったときだけなので嘆くだけ無意味な気もするけどね。
というわけで今回のデュエリストカップの振り返りは以上。
個人的な感想としては……やっぱり”天盃龍“環境はあんまり楽しくないなぁ……って。
これはぼくも当てはまるのだが、”天盃龍“以外のデッキは先攻を取って戦うことになるので、多少後攻の勝率を落としてでも先攻勝率を上げるような構築になっていたことが多かったと思う。
こうなると、コイントスで負けた場合は敗北する(“天盃龍“以外のデッキの先攻制圧を乗り切れない、”天盃龍“には後攻ワンキルで死ぬ)ため、より理不尽なゲームになってしまっていた。
逆に良かった点は、普段触らないようなデッキに触る機会が出来たこと。
ぼくはこれまで先攻も後攻も両方とも強いデッキを好んでいたので、今回のように完全に先攻に寄せたデッキを使ったのは初めてだった。もっと具体的に言うなら、手札誘発0枚のデッキを使う機会は、”天盃龍“環境じゃなかったら無いだろうなって思った。(フェスの場合はお互いに無いことが多いのでちょっと違う)
(ちなみに、先月までのランクマッチでは60GSを使っていて、こっちのデッキの手札誘発?は「ティアラメンツ・ハゥフニス」だけだった。これはこれで楽しかった)
けどもうこれ以上この環境でやりたくないので、”天盃龍“の弱体化を望みます……。
次回のデュエリストカップはもっとやりやすい環境になってるといいな。
おまけ。
1stStage突破後、2ndStageはマスターデュエル検定のランクを上げるために「天獄型ラビュリンス」以外のデッキを握っていた。
マスターデュエル検定はランク17の”エクシーズ召喚30回以上”のところで完全に止まってしまっていたので、エクシーズ召喚主体のデッキを握ることに。
エクシーズ召喚しやすいデッキと言えば”十二獣
“なのでデッキを組んで……。
完。
エクシーズ召喚回数を増やすために適当にやってたのに意外と勝ててしまった……。
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