本日10/17から遊戯王マスターデュエルにおいて、デュエリストカップが開催された。
前半1週間は1st STAGEで、デュエリストレベルを上げ、後半の1週間は2st STAGEで、デュエリストレベルが20になったプレイヤー同士でレートを競うイベントだ。
特殊ルールなどは無い為、普段のランクマッチで使っている本気のデッキで戦うことになる。
ランクマッチと同様の環境であるなら、トップデッキが”ピュアリィ”と”ラビュリンス”、そしてその下に”クシャトリラ”や”ドラゴンリンク”が来るような環境になるだろう。
現在、ぼくはランクマッチで”クシャトリラ”を使っているので、こちらでも”クシャトリラ”を使っていこうと思う。“クシャトリラ”の戦績によっては”ピュアリィ”を使うことになるかもしれないが。
現在の”クシャトリラ”デッキはこんな感じ。ここ1週間、”クシャトリラ”を使い続けて調整した結果だ。
まず、「クシャトリラ・オーガ」及び「クシャトリラ・プリペア」が完全に事故要因になっていたので、オーガの数を減らしてプリペアの採用を辞めた。プリペアを構えていたお陰で勝てた、という状況はほとんど無かったので、オーガのサーチ先は無いものとした。
「六世壊根清浄」は2枚無いと素引きした時に困るかな?と思っていたが、素引きしても十分リカバリーが利くどころか、2枚素引きすると本当に悲しくなるので、1枚採用に落ち着いた。
「スケアクロー・クシャトリラ」は、「No.41 泥睡魔獣バグースカ」などを単体で突破できることに気付き、自分の中での評価を更に上げたカードだ。また、先程述べた「六世壊根清浄」素引きした場合でも展開を伸ばせることもあって2枚採用にしている。
「強欲で貪欲な壺」はコストの除外がそこまで苦にならないので”クシャトリラ”にかなり相性が良かった。とはいえ、2枚以上採用して「強欲で貪欲な壺」で「強欲で貪欲な壺」をドローするのが怖いのでピン刺しになっている。
「無限起動ゴライアス」や「PSYフレームロード・Ω」、「旧神ヌトス」は「金満で謙虚な壺」でのコスト用だ(後者2枚は極稀に”御巫“が採用している「教導の大神祇官」に対するカウンターにもなり得るが)。特に「無限起動ゴライアス」は「クシャトリラ・アライズハート」の効果でエクシーズ素材としていれば、アライズハートが効果破壊耐性を得るので、かなり強い。”効果を無効にして破壊”が怖くなくなるので、「スモール・ワールド」で「PSYフレームギア・γ」を持ってこられても死ななくなる。「倶利伽羅天童」とかは無理なままだけど……。あと、相手の「クシャトリラ・ユニコーン」で飛ばされて相手のアライズハートに吸われるのには注意。
「PSYフレームロード・Ω」、「旧神ヌトス」もアライズハートのエクシーズ素材として活用するが、こちらはアライズハートが除去されてしまった時の保険となる。ヌトスを素材として持っているアライズハートがフィールドを離れれば、ヌトスも墓地へ行くので相手のカードを破壊できる。「PSYフレームロード・Ω」も、墓地のカードを再利用するのに使えるが、こちらはヌトス同様直ぐにアドバンテージを取れる「共命の翼ガルーラ」等の方が良いかもしれない。
「ディメンション・アトラクター」は最強の手札誘発だが、現環境では、環境トップデッキ相手には効き目が良くない。特に、”クシャトリラ”ミラーだと本当に役に立たない。デュエリストレベルが上がって相手のデッキの傾向が変わってきたら、アトラクターは抜いて、追加の「無限泡影」や、「三戦の号」「紅蓮の指名者」あたりを採用しようと思っている。「紅蓮の指名者」は「三戦の号」でセットでき、こちらの盤面の解決札を相手の手札から消し飛ばした上に、アライズハートのエクシーズ素材の補充、「クシャトリラ・シャングリラ」による封鎖の加速……と、かなり強い動きが出来るようになる。まぁ後攻だとほとんど役に立たないのがネックだが……。
あと、現環境は「月の書」が滅茶苦茶強いので、これも枠が余れば入れたいな~と思っている。”クシャトリラ”は「月の書」1枚で壊滅するし、”ピュアリィ”の変身への妨害にも使える。速攻魔法なので使い勝手は良いが、その分「三戦の号」でサーチできないのがネックかな。
“クシャトリラ”で先攻を取った際は、相手の、出張採用も含めた”クシャトリラ”を意識し、なるべく「クシャトリラ・アライズハート」のエクシーズ素材が3つ以上になるようにしている。何故なら、こちらのシャングリラがスタンバイフェイズに効果を使ってしまうため、
①適当な”クシャトリラ”を出す
②重ねてアライズハートエクシーズ召喚
③バトルフェイズ入ってアライズハートでシャングリラを殴る
④アライズハートが戦闘を行っているので、アライズハートの上に「天霆號アーゼウス」をエクシーズ召喚、効果を発動
で、アーゼウス以外の効果を一切使うことなく盤面を更地にされてしまう。つまり、アライズハートのエクシーズ素材も足りない為フリチェ除去が撃てず、横に並んでいるフェンリル、ユニコーンも効果を使えない。自分で”クシャトリラ”を使う際はこの負け筋を最も警戒するべきであり、出来るのであればこれをケアした展開を行うべきである。また、これは相手の”クシャトリラ”を相手にするときも同様で、適当な”クシャトリラ”一体で相手の盤面を更地に出来る。「No.89 電脳獣ディアブロシス」が居たOCGでは、先行で制限カードである相手のアーゼウスを飛ばしてケアしていたんだなぁと納得した。
アライズハートのエクシーズ素材を3つ以上にする方法は単純で、基本はライズハートの上に重ねてアライズハートをエクシーズ召喚するところを、横に並んだフェンリルとライズハートで一旦シャングリラを経由し、シャングリラの上に重ねてアライズハートを出すことで達成できる。横に並ぶ”クシャトリラ”がフェンリルorユニコーンの片方になってしまうが、超採用率の高い「クシャトリラ・フェンリル」1枚ですべてが崩壊する危険性を考えれば、やっておくべきだと思う。勿論、他のカードでアライズハートのエクシーズ素材を補充できるのであればいつも通りの展開で十分だが。
これを意識して、「クシャトリラ・シャングリラ」及び「クシャトリラ・アライズハート」の採用枚数を3枚にしている。お陰でエクストラデッキの枠が足りない……。
エクストラデッキについて更に言及すれば、本当に先行で出すランク7が居ない。「FNo.0 未来龍皇ホープ」などを採用すれば”クシャトリラ”に足りない無効効果を構えられるが……。そうするとエクスピュアリィ2種の採用を諦めることになり、対応力が激減するのが気掛かりで踏み込めない。特に、そこそこ当たる”御巫“は「スケアクロー・クシャトリラ」のみだと「愚鈍の斧」で無効化されて突破手段が無くなってしまうので、対”御巫“用として「エクスピュアリィ・ハピネス」は持っておきたい……。
これが現在のぼくの”クシャトリラ”デッキの構築理由となる。とりあえずはこれでデュエリストカップに挑んでみようと思う。
銅アイコンくらいいけたらいいな。
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