[遊戯王マスターデュエル]2024年4月MD制限改訂!環境への影響は軽微?

4/11に適用される遊戯王マスターデュエルの制限改定が公開された。

マスターデュエルでは現在、”スネークアイ”を筆頭に、”超重武者ちょうじゅうむしゃ“、”ラビュリンス”、”烙印らくいん“などが環境トップとなっていたが、その改訂内容は……?

ほぼ変化無し!!

まず環境トップのスネークアイだが……まさかの規制無し。スネークアイはOCGでも4月から多少規制されることになっているので、マスターデュエルもOCGに合わせて多少規制するかな?と思っていたので、規制無しは少し意外だ。

まだパック販売中なのもあって、規制すべきカードが無かったのかもしれない。

強いて言えば、”スネークアイ”には「クシャトリラ・ユニコーン」を出張させることが多かったのだが、そのユニコーンは準制限なので、やっぱり影響は無い。というかユニコーンは今回で制限まで規制されると思ってました……。

超重武者ちょうじゅうむしゃ“はOCGで「超重武者装留ちょうじゅうむしゃそうるイワトオシ」が制限、「琰魔竜王えんまりゅうおう レッド・デーモン・カラミティ」が禁止となっているので、今回の改訂で規制されるかな……?と思っていたが、「超重武者ちょうじゅうむしゃダイ-ハチ」の準制限化、とだいぶ大人しい規制だ。”スネークアイ”同様、今回の改訂はほぼ影響は無いだろう。

むしろ「EMエンタメイト五虹ごこう魔術師まじゅつし」が”超重武者ちょうじゅうむしゃ“への強烈なメタカードとして機能していたのに、制限カードとなってしまったので、”超重武者ちょうじゅうむしゃ“的には今回の改訂で強化された、と言っていい気がする。(元から1枚採用が多かった気がするのでそんなに変わらん気もするが……。人によっては”ラビュリンス”で複数積んで相手の先攻1ターン目に家具効果で強引に起動させていたらしいので)

“ラビュリンス”、”烙印らくいん“では「天底てんてい使徒しと」が準制限に。マスターデュエル開始当初は制限カードだったのが、次第に規制が甘くなり、今では無制限カードとして使えていたのだが、やっぱり規制し直すらしい。だいたいガルーラが悪い。

といっても、今回のデュエリストカップで1位を取った人の”ラビュリンス”には「天底てんてい使徒しと」も「トランザクション・ロールバック」も入っていなかったらしいのだが……。ちなみにEMエンタメイト五虹ごこう魔術師まじゅつし」は2枚で、永続罠は「群雄割拠ぐんゆうかっきょ」1枚しか採用してないらしい。なんでそれで1位取れるの?ぼくが同じデッキ使っても絶対そんなことにならないよ……。

全体的に、環境トップデッキへの規制がかなり甘かったのだが……4月の新パックで登場するテーマとのバランスを取るためなのかもしれない。そろそろ”ホルス”が来そうなので、既存のテーマを規制し過ぎて”ホルス”やその出張デッキが強くなりすぎるのを防ぐ狙いがあるのかもしれない。

緩和されるカードで注目は「ピュアリィ・プリティメモリー」だ。食事を1回に減らされ、風呂の回数を減らされ、本体も減らされた結果環境から姿を消した”ピュアリィ”だったが、そろそろ新カードが登場することを踏まえて、再び環境で活躍してもらうための措置なのかもしれない。(「ピュアリィ・デリシャスメモリー」が制限だと厳しい気がするが……。)

というわけで、今回の制限改訂は全体的に変化の少ない結果となった。”スネークアイ”を使ってランクマもデュエリストカップも楽をしていた身としては助かるのだが……。改訂で変化が少ない分、新カードで大きく環境が動くと良いな。

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