遊戯王OCGで墓地肥やしカード大量規制!マスターデュエルにも影響あるかも?

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昨日、遊戯王OCGの来月からのリミットレギュレーションが公開された。

ぼくは遊戯王はマスターデュエルのみプレイしているので、OCGは関係ないが、OCGでのリミットレギュレーションは、マスターデュエルでのリミットレギュレーションと似た部分があるので、参考にはなる。足並みをそろえている所もあるので、OCGのリミットレギュレーションの発表は楽しみだった。

その中でも注目すべきは、新規禁止カードとなった「古衛兵こえいへいアギド」「古尖兵こせんぺいケルベク」「混沌魔龍こんとんまりゅう カオス・ルーラー」の3枚のカードだろう。

この3枚はどれも”デッキの上からカードを5枚墓地へ送る”効果を持っているカードで、未だにOCGで環境トップデッキとなっている”ティアラメンツ”への規制強化を目的としていると思われる。ちなみに「古衛兵こえいへいアギド」に関してはマスターデュエルでは既に禁止カードなので、マスターデュエルに合わせる意図もあったかもしれない。

“ティアラメンツ”への規制はそれだけにとどまらず、マスターデュエル未実装の「ティアラメンツ・クシャトリラ」も制限カードに指定されており、これまで規制されても型を変えて環境に居座り続けた”ティアラメンツ”へ容赦のない制裁を加えた、ということだろう。

これで、メインデッキに入る”ティアラメンツ”モンスターは5枚全てが制限カードに指定されることになってしまった。ちなみにマスターデュエルだと「ティアラメンツ・クシャトリラ」を除く4枚中1枚が禁止カード、2枚が制限カード、1枚が無制限カードとなっていて、OCGに比べればかなり規制が緩くなっている。しかし、今後「ティアラメンツ・クシャトリラ」や相性の良い「レボリューション・シンクロン」などが実装されてしまえば、より規制が進むと思われる。

混沌魔龍こんとんまりゅう カオス・ルーラー」はOCGでのシンクロ型”ティアラメンツ”で暴れていたことから規制されたと思われるが、正直今のマスターデュエルでも暴れまくっているので、マスターデュエルでも規制して良いと思っている。”P.U.N.K.パンク“を出張させて「混沌魔龍こんとんまりゅう カオス・ルーラー」に繋げる動きは何度も見たし、通してしまうと大抵返せない盤面を築かれてしまうので、今のマスターデュエルで禁止になっても驚かないカードだ。

リミットを合わせる、という意味ではもう一枚の新規禁止カードの「No.ナンバーズ86 ヒロイックチャンピオン ロンゴミアント」だろう。このカードはマスターデュエルで禁止カードになったばかりだ。OCGの環境では多少みられるかな?程度で環境でよく見られていたわけではないらしいので、マスターデュエルやTCGのリミットに合わせる形での規制だと考えられる。

また、マスターデュエルで今月規制された「ブロックドラゴン」も同様にOCGで規制される。が、こちらはマスターデュエルで禁止カード指定されたのに対し、OCGでは制限カード指定だ。マスターデュエルに合わせる……が、準制限カードをいきなり禁止カードにするのではなく、段階を踏ませようとした形だろうか。まぁ「ブロックドラゴン」は制限と準制限だとそこまで変わらない気がするが……。

あと、最近マスターデュエルで暴れている「ピュアリィ・デリシャスメモリー」が準制限カードになった。海外の遊戯王であるTCGだと制限カードらしいのでそちらに合わせて規制した形だろうか?”ピュアリィ”速攻魔法の中でも打点上昇と、進化先の「エピュアリィ・プランプ」がエクシーズ素材を補充するのに適しており、「エクスピュアリィ・ノアール」への中継として最も利用されるカードなので、このカードが規制されるのは順当、といったところだろうか。マスターデュエルでも規制しやすい様にわざわざレアリティをRレアにしているので、今後の規制は確実だと思われる。

規制緩和に関しても触れておく。マスターデュエルでは5月に無制限カードになった「覇王眷竜はおうけんりゅうダークヴルム」が準制限カードになった。逆にまだ制限カードだったのか……。

個人的に嬉しいのは「プランキッズ・ミュー」の無制限カード化。”プランキッズ”はマスターデュエル開始からしばらく経った頃にデッキを組んだので、多少思い入れがある。現在、「プランキッズ・ミュー」が制限カードになってしまったので、使っていなかったが、マスターデュエルでも規制緩和されると戦えるようになるかもしれない。(まぁ「もちカエル」も没収されたし、「プランキッズ・ハウスバトラー」の全体除去も刺さらない相手が増えているので、「プランキッズ・ミュー」が今帰ってきてもどうにもならない気もするが……。)

不安なのは「ふわんだりぃずとなぞ地図ちず」や「ドラゴニックダイアグラム」の規制緩和だ。これらのカードは特殊召喚を行わない”ふわんだりぃず”や”真竜しんりゅう“といったデッキのメインエンジンだ。特殊召喚を行わないデッキは、それだけで特殊召喚メタに引っかからないという強みがあり、現在でもこれらのデッキ相手は苦戦することが多い。マスターデュエルでも同様の規制緩和となるとまた厳しい戦いを強いられるかもしれない。

あとは汎用カードとして「終末しゅうまつ騎士きし」が無制限カードになったくらいだろうか。イシズカードや「混沌魔龍こんとんまりゅう カオス・ルーラー」の代わりに釈放されたのかもしれない。マスターデュエルだといまだに制限カードなので、こちらも今後緩和されるかもしれない。

そんなところだろうか。来月追加されるパックで何が強化されるのか、もしくは新しいテーマが登場するのか……。それによってマスターデュエルのリミットレギュレーションも変わってくると思うので、来月が楽しみだ。

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