遊戯王マスターデュエルの新パックが2種類登場した。
一つ目は、「ビギニング・オブ・ネクストジャーニー」。”烙印“ストーリーの最後?を描いたカード群や、”ティアラメンツ”、”クシャトリラ”などと世界観を同じとする”マナドゥム”、そしてあの”ゲート・ガーディアン”の強化と盛りだくさんのパックだ。
二つ目の「マイティ・コンテンダーズ」は、今日禁止から解除された”征竜“らや、”十二獣“といった過去の強カードを中心に、過去のカードの再録パックとなっている。
出張採用できそうな”十二獣“はともかく、現環境で”征竜“を積極的に使いたいか?と聞かれるとかなり微妙な位置にいる。現状のドラゴン族は光、闇属性をメインにした方が強いだろうし、ランク7のエクシーズモンスターに制圧効果は無いので、現在の”征竜“はまっとうな属性サポートカードになっていると思われる。それでも、各効果が1ターンに1つしか使えない上に自身以外にもカードを必要とするので、あまり強くないのでは?と思っている。
なので、引きたいのは「ビギニング・オブ・ネクストジャーニー」の方になるかな。
「深淵の神獣ディス・パテル」や「赫聖の妖騎士」は素材指定のあるシンクロモンスターではあるものの、比較的緩めかつ強力な効果を持っているのでぜひ引いておきたい。「導きの聖女クエム」は”烙印“デッキを強化するカードだ。”烙印“デッキは組んでいなかったが、度重なる「烙印融合」の規制のお陰で結構楽に組めそうなので、狙ってもいいかもしれない。「真炎竜アルビオン」も”烙印“で使える上に、「烙印融合」、またはその効果をコピーした「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」で「昇霊術師 ジョウゲン」を融合素材にすれば特殊召喚ロックを決められるので、持っておいて損は無いと思う。
“マナドゥム”は興味はあるのだが……「ヴィサス=スタフロスト」とそのサポートカードを投入することが前提となっているデザインであり、これらのカードのレアリティにURが多いこともあってかなりのブルジョワデッキになってしまっている。(過去に「ヴィサス=スタフロスト」関連のパック引いていなかったこともあって。)組みたくても組めそうにないかな……。ただ、出張パーツとしての採用はできそうなので、出来れば狙っていきたい。汎用シンクロモンスターの「マナドゥム・トリロスークタ」が実装されていれば確実に狙っていたが、今回は実装が見送られているようだ。
“ゲート・ガーディアン”は「合体魔神-ゲート・ガーディアン」のみがURになっているので、引ければ組みやすいので狙ってもいいかもしれない。
というわけで、当たって損なURが一枚も無い!!よって引くしかあるまい!
いざ!
最初の10パック。ここで「ヴィサス=スタフロスト」が2枚!意外と”マナドゥム”組めるかも!?
……ってちょっと待て!!
なんかヤベー奴がSRだ……。
「旧神ヌトス」と類似効果で、エクストラデッキから直接墓地へ送って、相手の表側表示のカードをバウンスする効果を持つ。海外先行カードで、つい最近OCGで登場したばかりだが、MDでも実装されたとは……。
まぁ「旧神ヌトス」にはターン1制約が無いので、4枚目以降のヌトス、もしくは破壊耐性持ち、破壊したくないカードを狙うことになるので、これ1枚で環境が変わるってことは無いのだが。
2回目。「深淵の神獣ディス・パテル」が来た!嬉しい~。
3回目はUR無し。
4回目……ではなくこれ、5回目の結果だな……。
4回目のスクショを取り忘れたが、恐らく4回目のURは「マナドゥム・リウムハート」と「赫聖の妖騎士」の2枚。
5回目で「マナドゥム・リウムハート」もう1枚と、無制限カードになっている「天底の使徒」が当たった。「天底の使徒」はいつか3枚揃えたいと思っていたのでうれしい。
6回目。まさかの「赫聖の妖騎士」2枚。これで3枚になっちゃった……。汎用レベル12シンクロとはいえ3枚は流石に使わないかな……。
最後の7回目。「深淵の神獣ディス・パテル」の2枚目と「ヴィシャス=アストラウド」。「ヴィシャス=アストラウド」は融合召喚しやすいモンスターなので、「クロシープ」の効果を起動するのによく使うと聞く。持っていて損は無い!
というわけで……。
10パック×7でURが13枚という結果となった。良くも無く悪くも無く、かな?
ただ、今回のURは強力なカードが多いので、満足感は高め。まぁ”マナドゥム”とかは到底組めそうにないのだが……。
あとは、今回のパックで環境がどう動くのかが気になるところだ。
“烙印“が強化されたので、再び”ビーステッド”を多く見ることになると思われる。これは、今日規制された”ピュアリィ”、”斬機“、”ラビュリンス”が大きな痛手となるだろう。
今回引かなかった方のパックで、「十二獣の会局」が無制限カードとして登場したので、こちらの環境に与える影響はかなり気になっている。エクストラデッキをコストとして利用する壺系カードが規制されたことで、エクストラデッキを使わないデッキが、”十二獣“を出張させるようになるのではないか?と危惧している。大量のエクシーズ素材を持った「十二獣ドランシア」と「天霆號アーゼウス」を同時に相手しつつ、元のデッキの方の展開も突破しなければならないと考えるとかなり厳しいと思う。
この一つ前のパックで追加された”VS“がエクストラデッキを使わない上に”ビーステッド”の被害を受けず、除外にも強いので、デュエリストカップでは”VS“がかなり強そうだ。
まぁ、今回は忙しいのでデュエリストカップは1stSTAGEのみ参加する予定なのでそんなに関係ないけどね。
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