先日、「Papers, Please」というゲームを購入した。(リンク先はsteamだが、iOS版などもあるらしい)
このゲームは、抽選によって入国審査官に選ばれた(???)主人公が、入国審査官として働くアドベンチャーゲームだ。
(勤労抽選って何?あとそんなことで入国審査官に命じちゃっていいの?)
ゲームの内容は、入国希望者が、入国に必要なパスポートやその他の書類を提示してくるので、それらに不足や矛盾が無いかを確認して、「許可」や「拒否」のスタンプを押すこと。つまり間違い探しゲームだ。
「許可」された人は右に進んで入国し、「拒否」された人は左に戻っていく。(人によっては呪詛の言葉を吐いてくる。)
が、これはただ間違い探しをするだけのゲームではない。入国しようとする人は様々で、情に訴えかけてなんとかしようとする人、密輸をしようとしている人、書類の偽造をしている人、賄賂を渡してくる人、テロリストなど……。そういった人たちに「許可」するのか「拒否」するのかを判断する要素が含まれる。
入国の規則はゲーム内の日にちによって異なり、世界情勢の変化と共に入国に必要な書類の数は増えていく。そのため、日付が進むたびに難易度は高くなっていく。
ゲーム内の左下の時計で、退勤時間になると1日が終了。(日によって異なる?がリアルタイムで数分程度で退勤時間になってしまう。)
そして、1日が終わるとその日の報酬と出費が表示される。
大事なのは給料で、これは時間内に審査をした人の人数×5クレジットの金額がもらえる。つまり、なるべく多くの人の審査を行えば多くの給料をもらうことが出来る。
支出は「住居費」「暖房費」「食料」などで、「住居費」は強制、「暖房費」や「食料」は任意で支払う。ただし、「暖房費」などをけちると画面右の家族の具合が悪くなり、次の日に「薬代」を請求されたりする。また、審査で本来通してはならない人を許可したり、通していい人を拒否したりするとペナルティとなり、一人あたり5クレジットの罰金となる。(なお、一日に2人まではミスしてもペナルティは無し。優しい……。)
まだゲーム内の時間で10日に満たない程度しかプレイしていないが、既に審査の書類が多くて審査が大変だったり、世界情勢がきな臭くなってきたりと、色々とゲーム内で変化が起きてなかなか面白い。
(割と序盤からだが)ぼくは既にかなりミスをしてしまっていて、罰金を払う羽目になることも珍しくない。だが、審査に誤りがあると、その直後に警告が出て知らせてくれる(どこを見落としていたのかも)ので、「次からあの部分気を付けないと!」と意識するようになっているので、段々とありがちなミスは減っていくようになっていてとても良いなと感じた。(まぁ新規ルールでミスしまくって、意識から外れたところでまた同じミスを繰り返すんだけど……。)
まだまだ序盤?で、これからが本番みたいな状況だと思うので、今後が楽しみだ。
コメント