「Papers, Please」をクリアしたので感想とか思ったことを書く。
今回はかなりストーリーの核心に近い部分まで語ろうと思う。
前回の記事はこちら。
以下ネタバレ注意!!!
最終的に迎えたエンディングは18番。他の国のパスポートを手に入れ、他の国に移住するルート。
(18/20 って書いてあるの見て、20個もあるの!?とビックリした。)
いやぁマジであの国から逃げられて良かった……。自国民のパスポート押収(主人公含め)するような国、絶対まともじゃないもんね。実際に最後は国境破壊だし。
ホント、あのおっさんには助けられた……。持つべきものは密入国を繰り返す密輸人の友達だなぁ。
あのおっさん、最初の方はパスポート持ってこないわ持ってきても手書きだったり、明らかに変なパスポートだったり、正規のものかと思えば密輸してるし……。でも愛嬌あって途中からノーチェックで通してたんだよな。いやぁWINWINで終わって良かった。
移住のお金(パスポート偽装代)に関してはかなりギリギリで、ゲームの最終日に家族全員分のパスポート偽装代を貯めることが出来た。しかもちょうどぴったり残金0で。(あのおっさんが最終日に40クレジットをポンと手渡してくれなかったら足りなかった。)
隔日で暖房代と食事代をケチったかいがあった……。
お金といえば、最初の方は1日に5~6件程度しか処理できずに貯金が全くたまらない、むしろ減る一方だったが、後半からはかなりお金に余裕が出来てきた。
と、いうのも尋問するのをやめちゃったんだよね。
尋問すればミスが直って入国できるようになる人とか、拘束できて拘束手当がもらえるようになったりするけど、尋問せずにミスを発見した瞬間に問答無用で拒否スタンプ押す方がお金を沢山稼げて良かったからね。こうするようになってから、多ければ1日に20件くらい処理出来て、1日の給料が100クレジットくらいになった。
最初の方は真面目に入国審査官をやっていたのに……。終盤は「貴方は無作為検査の対象となりました」って言いながら検査もせずに拒否スタンプを押すクソ審査官に成り果ててしまった。お金(家族の命)がかかってるからね。しょうがないね。
クリアした今思うと、入国者との会話が減っちゃうという観点から良くなかったかもしれないな。
ただ、特殊な会話を仕掛けてくる人は割と通すようにしていたので、(これもお金が足りなくなった理由だ)割と会話は楽しめた方だと思う。というか特殊会話する奴、みんな書類に不備があるのはなんなんだ?
あと、お金と言えば定期的に起こるテロ。あれで業務が中断されると、5~8件くらいしか処理できずに、貰える給料も少なくなってしまうのでかなり困る。給料が30クレジットくらいだと赤字だからね。狙撃手当も少ないし。
それから、定期的に起こるEZICの使者イベント。これは最初はワクワクして指示を聞いていたが(特殊な会話する人なので従った方が良いかなって思った)、段々と指示がきな臭くなり、狙撃しろって命令からは従わなくなった。いや、毒殺の時点で「??? いや、やらないが???」って思ったんだけど、勢いで毒触って1回死んだんだよね。それで悔しくて毒殺しちゃった。兵士が犠牲になったのを見てもうやめようって思った。
そんなこんなで、かなり楽しんでプレイできたと思う。ゲームの内容自体は作業感が強いが、各種イベントのお陰で楽しく遊ぶことが出来た。世界情勢の変化と連動して作業が変わっていくので、作業自体も飽きなかったと思う。
ただ、やっぱりゲームの内容自体がパズルゲームというか間違い探しなので、そういった作業が好きじゃない人にはオススメできないかもしれない。逆に言えばそうじゃない人にはオススメ出来るゲームだった。
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