昨日から始まったNintendo Switch Online 加入者限定イベント「いっせいトライアル」
いっせいトライアルについては昨日、当ブログで取り上げている。
いっせいトライアルで公開された3つのゲームのうちの一つ「7 Days to End with You」をクリアしたので、記念に色々書いてみようと思う。
「7 Days to End with You」 概要
7 Days to End with Youは記憶と言語をなくした主人公が、画像に写っている女性との会話を通じて未知の言語を解読するアドベンチャーゲームだ。
初見の会話は意味不明の記号の羅列で、何を言っているのか全く分からないが、ゲーム中で登場する単語には自作の単語帳のようなものがあり、それぞれに自分で意味を入力できる。
辞書に入力すると、その単語の上に意味が表示される。こうやって、一つ一つの単語の意味を推測しながら会話や謎解きを行って進行していく。
また、タイトルに”7days”とあるように、この物語は7日間で終焉を迎える。ストーリーが終わるとまた初日からやり直しが出来、その際、単語帳は引き継がれる。
特定の日にしか起きないイベントもあるため、何度も繰り返すことを前提として作られていると思われる。
「7 Days to End with You」 感想(微ネタバレ注意!)
良かった点
- 少しずつ単語を類推していく過程が面白かった。最初の方の会話は何を言っているのかわからずに混乱したが、段々と挨拶や数字、色などが推測できるようになり、7日間を何回か繰り返すうちに自然と何を言っているのかわかるようになったのが良かったと思う。
- ミニゲームを用意してくれるお陰でかなりわかりやすい。
- 単語がわかるようになるにつれて明らかになる不穏な空気が刺激的で良かった。主人公にとって唯一頼ることのできるこの女性の正体は一体何なのか……?そして主人公とは何者なのか……?
- 単語帳を閲覧する際に、過去にその単語が登場した場面を見返すことが出来る機能のお陰で、それぞれの単語がどういった場面で使われる単語なのか、が分かりやすかった。むしろこの機能が無かったらかなり難しかったと思うので、見返せるようにしてくれて良かった。
気になった点
- 単語帳が几帳面に並べてあるせいで、まだ見ていない単語の意味も推測出来てしまう。
- 意味不明の記号がアルファベットであり、所謂シーザー暗号で作られていると気付いてしまうと、そこから類推出来てしまう。
- この2点はそういう類推が出来ることを想定してわざとやったのかな?もっと会話を通じて類推できる要素を増やしても良かった気がする。
- 1度しか登場しない単語は暗号を解かないと推測できないのでやっぱりわざとわかりやすい暗号にしている?
- 1日の終わりに、正しい選択肢を選ぶことで意味を確定させられるイベントが起こるが、正しい選択肢を選んでも自動で単語帳に登録してくれない。選択肢を選んで意味を確定させた単語が何だったのかを忘れてしまうと、次の周回までそれを活かせない。
総評
単語の推測というメインの部分と、ストーリーが上手くかみ合っていて面白かった。多少難しい部分もあるが、サクッとプレイできるので、多くの人にオススメできるゲームだったと思う。
終わりに
初めてゲームの感想を書いたが言語化するのが難しかった……。正直このゲームの魅力が伝わるような文章にならなかったので悔しい。
このブログを開設した目的として挙げたアウトプットを太くすることは、言い換えれば言語化能力だと思っていて、ゲームの感想を書いていくことでこの能力を向上させていきたいと思っている。
ついでに残りのトライアルの「Storyteller」は知り合いがプレイしているのをDiscordの配信で最初から最後まで見てしまったので、感想を書くことは無いと思う。
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