[AC6]一周目クリア!難しいが、かなり面白かった!※ネタバレ注意

(投稿頻度が落ちている……まぁ体調崩してて基本寝てばかりで書くことが無いんだが)

ついにAC6の一周目をクリアしたので感想とか書いていく。

他のAC6の記事はこちら。

以下chapter4以降のネタバレ注意!









chapter3で無事アイスワームを撃破した後、コーラルを求めて地中を探査していく。

途中でボス「エンフォーサー」との戦闘になるが、こちらは問題無く1回で突破。

その後なんやかんやあってchapter4最終ミッション「集積コーラル到着」。

最初はAC2体を同時に相手することになるが……ビル街で障害物が多いので、ブレードが当てやすかったのでこちらは問題無い。

その後、コーラルのある場へと向かうが……途中に居るタイヤみたいな敵にノリで絡みに行ったら滅茶苦茶強くて慌てて逃げることになった。原生生物か?とか思って(地中探査でミールワームがいたし……)近づいたが、どうやら自立型の破砕機らしい。どうやらこの世界の破砕機は自立していて、やけに硬くて正面からの攻撃ははじいて、ミサイル撃ったり火炎放射したりするらしい。意味がわからん

(まぁ……「スマートクリーナー」みたいな重機もいたしな、とちょっと納得してしまった。)

慌てて破砕機から逃げた先に補給シェルパが。ミサイルで削られたAPを回復させつつボス戦へ。

ここで戦ったボス「アイビス」。これが滅茶苦茶強い!

まず、こちらの攻撃がほとんど当たらない。超高速で空中を飛び回っているので、ミサイルを振り切って避けてしまうのはもちろん、レーザーハンドガンすら全く当たらない。

そして相手の攻撃はかなり苛烈。ガンダムのファンネルみたいな奴が撃ってくる射撃攻撃は単にブーストかけて移動しているだけでほとんど当たらないが……本体のブレード?による斬撃とその衝撃波が偏差撃ちになっているので、かなり厄介。気を抜くと一瞬でこちらがスタッガー状態になり、射撃を大量に浴びて大きくAPを減らしてしまう。また、アイビスの攻撃中、アイビスは常に移動し続けているので、攻撃中に攻撃を当てるのは難しい。

最初は全く敵のHPを削れなかったが……観察するうちに、立ち止まって攻撃を誘発し、それを回避、反撃する、という行動パターンがあることに気付く。アイビスへの攻撃が全く当たらないのは、回避行動中に攻撃をしていたからだった。

とはいえ、アイビスの回避行動及び攻撃行動中はほとんど攻撃が当たらないので、攻撃を当てられるチャンスは、アイビスの行動が終わった直後のみ。

特にアイビスが動きを止めるのは、開幕の確定行動である、飛び上がってファンネルからの射撃をしつつ、斬撃をしながらすれ違うように移動していく攻撃。このすれ違った直後のアイビスを見失っていたので攻撃できなかったが、行動を覚えて移動先にカメラを向けられるようになって発覚した。この隙はかなり大きい上に、ほぼ地上にいてくれるので、常時空中で飛行しているアイビスでも、このタイミングなら近接攻撃を叩き込める。

ここまで来たら取る手段は一つ。パイルバンカーである。(通称とっつき)

パイルバンカーはこれまでのアーマードコアのシリーズにおいて、短い攻撃範囲、微妙に遅い代わりに絶大な威力を誇ってきた最強の近接武器である。今作AC6のパイルバンカーは、貯め攻撃が従来のパイルバンカーだが、通常攻撃は威力を抑えた代わりにホーミングが付くようになったので格段に使い勝手が向上している。

というわけで、対アイビス戦ではブレードの代わりにパイルバンカーを持ち込み、”飛び上がってファンネルからの射撃をしつつ、斬撃をしながらすれ違うように移動していく攻撃”が来るまでひたすら回避に専念、目当ての攻撃が来たらパイルバンカーをぶち当てる、という戦法を取った。

パイルバンカーを当てるとアイビスは確定でスタッガーとなるので、その隙にアイスワーム戦直前で貰ったアイスワーム砲や、ブーストキック、レーザーハンドガンなどをとにかく当てまくることで、1回のパイルバンカーで敵のAPを5割以上削ることが出来た。アイビスはHPが低いらしい。

このまま今の流れをもう1セット行えば勝てる……と思って何度かトライ(パイルバンカー空振りやアサルトブースト暴発をしまくったので、上手く当てられないことが多かった。途中からアサルトブーストのボタン割り当てを解除するくらいには……)。ようやく2回パイルバンカーを当てて勝利……と、思いきや、なんとアイビスは再起動。HPが全回復したアイビスと再び戦闘することになる。

復活したアイビスは更に行動パターンが増えており……また行動を覚えるのは大変だったが、やることは変わらない。ひたすら、”飛び上がってファンネルからの射撃をしつつ、斬撃をしながらすれ違うように移動していく攻撃”が来るまで逃げ続けるのみである。

というわけで、パイルバンカーに完全に頼り切ることになってしまったが、なんとか2回撃破に成功。ついにアイビスを機能停止に追い込んでミッションクリアした。

その後、なんやかんやあって独房に入れられたので、そこから脱出したり(2敗)、洋上都市ザイレムを企業の手から防衛しようとして、自立特攻兵器になすすべもなく破壊されたり(2敗)して、ルート選択へ。

選んだルートは「ハンドラー・ウォルター」の意思を継ぐルート。コーラルを焼き尽くして惑星ルビコンから抹殺する。

脳内彼女?エアちゃんはコーラルが意思を持った存在なので、エアちゃんには悪いが……これまでコーラルで作られた兵器に何度も殺されそうになったり(シースパイダー、アイビス)、コーラルの爆発に巻き込まれて死にそうになったりした経験から、「コーラルは確かに便利かもしれないけどあまりに危ないから消した方が良くない?」となった。

というか今更だけどコーラルってなんだよ……。エネルギー源としても利用出来て、兵器にも使えるが、一か所に集まろうとするわ、集まっているコーラルに刺激を与えると爆発するわ、食用?にもなるわ(どちらかというと薬物?)、コーラルを摂取したミールワームは超巨大化して爆発するようになるわ、意思を持ち始めるわ……。役割多すぎだろ。

というわけでコーラルは人類と共存できん!というルートに突入。その選択をした直後から脳内彼女エアちゃんからの交信は無くなる。

そして「ハンドラー・ウォルター」の意思を継ぐルート最終ミッション「封鎖衛星制止」。ラスボスは「エア」。

だろうと思ったよ。

人間との共存を望むエアちゃんは、コーラルを焼き払おうとする主人公を妨害するために、封鎖衛星を乗っ取り、別のアイビスシリーズの機体を動かして主人公と敵対するのだった……。

いや、やっぱりコーラルめっちゃ危険じゃん!自ら共存不可能だって公言しているようなものじゃん!

意思を持ったコーラルに衛星とか機械とか乗っ取られるって、人類の安全を人質に取られてるようなものだろ……。共存じゃなくて隷属になるのでは?エアちゃんにその意思が無いとしても……。

そう思っていたので、戦闘中にエアちゃんに「私はあなたを見て人とコーラルは共存できると思っていたのに!」とか言われても、「いや、それは無理だろ……。」と冷静にツッコんでいた。

ちなみにエアちゃんは滅茶苦茶強いのでひたすらボコボコにされまくった。

まず、滅茶苦茶速い。アイビスも滅茶苦茶速かったが、それ以上に速い。普通にカメラを動かしているとすぐに死角に回ってしまい、そのままブレードで斬りつけられる。ちなみにカメラ速度はMAXの10にしていたが、それでも死角に行ってしまう。

一応、アイビスとは異なり、回避行動があるわけではなく、単に攻撃をするときだけ超高速で移動し、普段はのっそり歩くようになっているようだが……。アイビスと違ってHPが多いし、なにより以前苦戦したバルテウス同様、「パルスアーマー」によって守られているので、全然ダメージを与えられない。なんなら一度もパルスアーマーを破れない。

……。

そんなに強いなら今までも主人公のこと助けてくれても良くない?

それはともかく、瞬間移動でどこにいるのかわからなくなってしまうと、どの方向に回避すれば良いのかわからないので、まずはそこを対策しなければならない。

が、どうしても対応できなかったので、断腸の思いで「ターゲットアシスト」の機能を使うことに。これは、ロックオンした敵に対して、カメラを自動追尾してくれる機能。これは最初から解放されていた機能で、必要なかったので今まで使っていなかったのだが、どうしても目で追えなくなったのでついに頼ることに。ただ、この機能を使用中は自分でカメラを動かすとターゲットアシストが外れてしまうので、Rスティックを触らないようにプレイすることになる。

初めてRスティックを使わずにAC6をプレイしたが……Rスティック使わないと暇だなって思った。ぼくはエイム力とか無いので、精密なエイムを要求されるようなゲームはあまり好きでは無く、AC6とかのロボゲーで画面内に収めてくれれば後は勝手にやってくれるよ!くらいのエイムが好きなのだが……それを一切やらなくなると、ちょっと楽しみが減るなって思ってしまった。

とはいえ、自力では全く追いつかないので仕方がない。

あとは全く削れないパルスアーマーを削る手段。これは、バルテウス戦のときは使わなかったパルスガンを両手に持つことに。接近して両手でパルスガンを撃ってれば一瞬でパルスアーマーは消失、スタッガーを取れる。

そしてその間の火力を取る手段はいつものブーストキックと、ショットガンにした。ショットガンならスタッガー中に火力を取れることはもちろん、パルスアーマーのないエア相手に両手で2回くらい撃てば追加でスタッガーを取れるからだ。

あとは、ひたすら回避に専念し、ブレードで斬りかかってきたら、すれ違うように回避することでエアの背後を取り、ひたすらパルスガンを当て、スタッガーを取ったらショットガンを撃ちまくることを意識。そうすることでエアのHPを半分削るところまで行くことができた。

が、ここからがまた問題で、エアのHPが半分未満になると、行動パターンが大きく変化。パルスアーマーが消失する代わりに(パルスガンのお役目終了である。)更に攻撃は苛烈になり、分身まで作って斬りかかってくる。移動速度も速くなっており、とりあえずショットガン撃てば当たってくれた前半戦とは異なり、ちゃんと隙を見計らって撃つ必要があった。

まぁ結局ブレードで斬りかかってくるまで待って、ブレードを躱してショットガン、の繰り返しだったんだが。

なんとか後半の行動も覚えて、ショットガンを浴びせまくってなんとか勝利。多分2時間くらい格闘してた……。強かった。

というわけで、AC6の1週目、ハンドラー・ウォルタールートをクリア!

かなり面白かった!

最もほめるべきポイントは、ゲームの根源的な面白さである、「達成感」や「上達の実感」を得やすいところだろう。

AC6はとにかく敵が強い。序盤に戦う「ジャガーノート」も「バルテウス」や、終盤の「アイビス」「エア」もかなりの苦戦を強いられた。ボス戦以外にも、LC機体複数に囲まれるミッションや、閉所でHC機体と戦うミッションでも、何度も躓くことになった。「これ勝てるわけ無くない?」と思ったことも何度もあった。それでも、繰り返しプレイするうちに、自然と攻略法が見えてきて、最終的には突破することが出来た。難しいと思っていたミッションをクリアできると、大きな達成感を得ることが出来る。AC6は難しいところは絶望感を抱くほどに難しいので、それを突破出来た時の喜びは大きなものとなる

単に敵が理不尽に強いだけでなく、ちゃんと攻略することが出来るのもポイントだろう。単に難しいだけでは、「こんなの勝てなくね?」とシラケるだけだが、ちゃんと突破できるような抜け道をちゃんと用意している。そのうえで、初見では絶望するほどに強い様に見せかけているフロムソフトウェアのレベルデザインの担当者は天才だなって思った。

また、過去に苦戦したミッションを再びプレイすると(ログハントボーナスを取りに行ったり、若干ストーリーの異なる2周目をプレイすると自然とそういう機会はあるのだが)、過去に苦戦した難しいミッションにもかかわらず、すんなりクリア出来たりする。こういう機会が用意されていることで、プレイヤー自身が「上達した」と感じることが出来る。これも上手くできてるなって思った。

……まぁ言ってしまえばストーリーにおけるミッションに関しては、どれも初見殺しであって、対処法を知ってればクリア出来るよね?と言えてしまうのだが。そのあたりは、全部が全部初見殺しではなく、「エンフォーサー」のようにぼくが一発で突破できる程度の強さのボスも用意しておくさじ加減によって初見殺しっぽさを薄めているんだろう。やっぱりレベルデザインが上手いな……。

あと、キャラクターが魅力的である点も評価出来る。AC6では人のデザインはほぼ無い(見にくいが肖像画みたいなのはちょっとある)ので、喋っている人の印象は残りにくいはず……だが、どのキャラクターもキャラが濃いので、顔が無くとも印象に残りやすい。X(旧Twitter)を見ていても、日々AC6登場人物での大喜利を投稿する人が出てくるくらいには、キャラクターは魅力的であり、人気が出るのも頷ける。ぼくは雇い主の「ハンドラー・ウォルター」のやさしさに惹かれました。(あとオーネスト・ブルートゥは強く印象に残っている。エアちゃん「様子のおかしい人です」)

ここまで褒めちぎってきたが、あえて悪い点を述べるとすれば……エア戦におけるエアの機動力はちょっとやりすぎじゃない?ってモヤモヤしたくらいだろうか?(ラスボス戦だったから特に。)Rスティック動かさないでプレイすると作業感が出てしまうので、もうちょっと機動力落として、自力でカメラを動かしても追い切れる程度にしておいて欲しかったかな。まぁぼくが下手と言ってしまえばそれまでだが。(ぼくはエア戦で悲鳴を上げたけど、人によってはアイビス戦、またはバルテウス戦で、カメラが追い付かなくなってターゲットアシストを使うようになったかもしれないので、ここは人それぞれだと思う)

あとは、ショップで買った武器やパーツはその場でアセンブリできるようにして欲しいとか、「HC機体」「LC機体」ってなんだよどこにも説明ない(過去作やってない人は「MT」もわからない)じゃないかとかの細かいところが気になるくらいかな。

総じて、難易度がかなり高いので、ゲームに慣れてないと厳しかったり、忍耐は必要になったりするものの、かなりオススメ出来るいいゲームだったと思う。今年プレイしたゲームの中で最も面白かったのは「ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム」かな?って思っていたが、それを更新するくらい面白かった。

今は2周目をプレイ中。ミッションの内容が変わっていたり、新しいミッションが追加されていたり、1周目に選ばなかったミッションをプレイしたり、1周目で逃げていたログハントを達成しに敵を倒したりしているので、2周目でも飽きは来ない。むしろ、上達を実感できるので、プレイのモチベーションはかなり高い。

どうやら最低3周プレイすることで、全ミッションを遊ぶことが出来るらしいので、せっかくだし3周はしようと思っている。また、Sランク埋めも面白そうなので、余裕があればそっちもやってみたいな。

そんな感じ。

ではでは~

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